宮城県松島の西村歯科医院 院長 西村 真です。
お子さんの健康を全力でサポートしてまいります。
患者さんより、こんな質問を頂きました。
「前歯が裏側より生えて来ました。矯正した方が良いでしょうか?」
本来、子どもさんの歯が生えてくる時期には、顎に歯が生える場所があれば「正しい位置」に歯が生えて来ますね。
しかし、歯の生える場所がない為に、残念ながら裏側から歯が生えてきたのですね。
親御さんは心配ですよね。
歯が生える時期、生えてくる場所、すなわちそれを受け入れる顎の発育が、歯の発育より遅れている事が考えられます。
では、その原因はどこにあるのでしょうか?
まさしくここが、歯科医師の役割になります。
◆食事
◆呼吸
◆悪習慣
◆噛み合わせ
◆舌の動き
◆寝相
◆睡眠
などなど、あらゆることを考えて診断をしていきます。
つまり、裏側から歯が生えて来たという事は、身体の一つの症状として捉え、このままだと「健康的な発育ができませんよ」という身体の警告と捉えています。
事実、歯並び改善する事により、歯並び矯正をせずに改善する事もあります。
また、歯が内側に生えてくると舌が動かしにくくなり、舌の健康的な働きをし辛くなり動きが制限されてしまうことがあります。
例えば「歩行」
歩き辛い状態だと【歩く】機能が発育しづらい様になりますよね。
同じようにお口の中での舌の機能も発育しづらい状況が発生してしまいます。
西村歯科医院が提案している「子供の時期(小児)からの矯正」は、たくさんの子供たちが、健康的に発育が出来る環境を与える事を主眼に置いています。
本来、その子どもさんが持っている自然な発育を「最大限に発育させてやりたい!」その部分を強く心掛けています。
口は、呼吸との関係も深く、密接に関わっています。
口を閉じれることで、初めて鼻呼吸が完成します。
鼻の発育不全とはどういうものかお分かりになられますか?
普段の日常生活では「鼻の発育不全」といっても接することが少ないかと思います。
鼻の下にある前歯は、歯が重なる事によって顔の発育不全が分かります。
そうです。
我々「子供の矯正」を行っいる歯科医師の先生は、子どもの顔の発育不全を改善しているのです。
顔の発育不全は、子供のうちしか治せません。
とても重要な時期です!
もしお子さんの手の指が曲がったままだとしたら…
後で治しますか?
子供のうちに、気付いた時に治されますよね。
歯並びにも同じことが言えます。
他にも子供の矯正には嬉しくなる良い事がたくさんあります。
親子で歯科医院に通院する事は、子どもさんにとっては【日常茶飯事では無い】という事です。
この事が、子どもさん自身が「むし歯を作らない様にしよう」と考える良い機会になります。
少なくとも、1ヵ月に一度はきっと考えるでしょう。
そうすると、むし歯になりにくい生活習慣が自然と出来る様になります。
この事はとても重要です。
皆さん!良く分かると思います。
食事のメニューや材料で、次の日の身体の調子が違うという事を・・。
子供も同じです。
むし歯になる生活は、お子さんの身体にも大きな負担がかかる生活になってしまいます。
むし歯予防は、生活習慣予防です。
大切な事だと思います。
いつの日か歯並びが良くなった時、子どもはもちろん、お父さんお母さん、そしておじいちゃんおばあちゃんにもきっと良い思い出になるはずです。
現代の矯正器具は昔とは違い、お口のトレーニングにも重点を置いています。
口をあまり動かさなくなった現代。
お子さんひとり一人に合った歯科矯正器具(歯並びを整える器具)を用意し、スクスクと健康的に発育する環境を整えてあげてみませんか!