質問内容
1歳7ヶ月の女の子なのですが、検診で反対咬合の可能性があると言われました。
この年齢で何ができることはあるのでしょうか?
今授乳しているのですが、授乳も影響しているのか、自然に治る可能性は低いとのことなので、少しでも何か娘にプラスになることはないかと問い合わせさせていただきました。
(調べたらチューイングガムと言うのを見つけました)
回答させて頂きます。
① 授乳について→添い寝の授乳は、されていますか?
立位の授乳であれば、問題ないと思われます。
② 反対咬合の患者さんの場合は、「うつぶせ寝」が原因の場合が多いです。
もしされているのであれば、なるべく、その様な習慣が付きにくい様に、その都度、あおむけ寝にしましょう。
③ 寝返るの打ちにくい環境ではありませんか?
柔らかい布団、低反発のマット等の場合は、沈み込むことにより、寝返りが打ちにくくなり、顔面の変形に繋がり、結果、反対咬合になります。
少し、硬めの布団で寝た方が、同じ姿勢を取りにくく、反対咬合になりにくいでしょう。
また、就寝時の親子で寝る位置は、如何でしょうか?
子・母親と父親でしょうか?寝返りが出来る環境にありますか?
又は、お子さんが母親を向く環境にありませんか?
もしこの様な状況にある場合は、お母さんも、頸椎の歪み、顎関節の歪みなどが同じ姿勢が、お互いありますので、不健康になり易いのです。
反対咬合の就寝時の寝方習慣が改善されるまで、左右の寝る側に位置を、毎日、交替するか?
又は、頭と足の位置を、上下逆にして、就寝するか?する工夫が必要でしょう。
④ 乳歯のかみ合わせの調整が必要な場合も考えられます。
一度、口の中を見せて頂ければ、具体的なアドバイスが可能です。
ご相談ください。
西村歯科医院 西村真