子供の矯正をするか?しないか?の判断基準は、顎の成長が順調か?又は、遅延しているか?で判断します。
→顎の成長期間は限られており、中学卒業までに90%の成長が終了します。そのため、早期に介入することにより顎の成長を促す期間が長く確保できます。
では、顎の成長の遅延はどこで判断するでしょうか?
→それは、前歯部の生え変わりで判断します。
前歯が、重なっている場合は、顎の横幅が狭いことになり、顎の成長が、遅延していると判断します。大切なのは、「なぜ?」顎の遅れが生じたのか?が大切です。
例えば、「指しゃぶり」をしていると前歯が前突になる様に、不正咬合には何らかの原因があります。そのことを解消する方法の一つとして、矯正装置を使用するという考え方です。
矯正治療は、子どもの時期は、症状が発症した場合に、何が原因か?を判断することが大切です。
治療には、不正歯列になった原因と不正歯列になった結果があります。
「不正歯列になった結果」は、矯正装置で治しますが、
「不正咬合になった原因」は、何なのでしょうか?
この原因を、調べるのが西村歯科医院の役割です。そのまま放置している場合は、歯列不正は、顔の成長不足ですから、そのまま放置してはいけません。
食事をしっかり取れるような歯並びにする。その事により、身体が、健康になる栄養素を取れる、そして、睡眠を十分とれる様に、呼吸も出来る状態を作る事が我々の役割と思っています。
我々は、その為に、患者さんに優しくしなければいけません。
なぜなら、患者さんが話し易い雰囲気を作らなければ、その原因の背景にある生活習慣を聴くことが出来ないからです。最近の医学は、症状を改善する事に焦点が行き過ぎ、患者さん、ご両親の「心のケア」に向いていないような気がします。もっと、話し易い雰囲気作りを気配りすると、質の良い医療を提供でと思います。西村歯科では、色んな事をお話しくださいね。