一番聞きたい質問
まだ、永久歯が生え変わらない時点で、兄より矯正を始める年齢が早いが、今からする矯正は、どの様な矯正をするのか?を教えて下さい。
一番聞きたい事に対する回答
矯正は、2つの治療があります。①歯が並ぶ場所の作る。②歯並びを整える。
永久歯が生える前の矯正は①、永久歯が生えてからの矯正は②です。①の場合は、永久歯が生え変わる前に、全体的なレントゲンを撮影し、上下顎前歯4本が生え変わる場所があるか?どうかを診断します。歯並びが悪いお子さんの場合は、その場所がありません。
そのため、上下顎前歯部4本が生える場所を作る矯正になります。
赤丸の部分が、生える順序が違うようです。側切歯が早く、中切歯が遅い様です。
また、下顎前歯の永久歯幅が広く、生える場所が少ない様です。
智歯以外は、永久歯は全て存在しています。智歯に関しては、将来 出来てくる場合が有り、智歯の生え方や智歯の深さによりますが、矯正で動かない場合,又は、後戻りの原因になる場合は、大学での抜歯紹介も必要な場合があります。その時は、矯正による抜歯になりますので、自費治療になり、目安として、1本約15,000円必要になります。また、上顎の歯が、密集しており、上顎骨の劣成長(狭い成長)が考えられます。この事は、上顎骨劣成長→鼻腔狭窄→鼻閉→口呼吸習慣に至る傾向にあります。「いびき」・睡眠時無呼吸症候群・寝起きが悪い・中耳炎・夜尿症・などの原因になり易くなります。)通年、鼻づまりが、顎を拡げる事により改善する場合も多くあります。
態癖:「うつ伏せ寝」が、顎の発育に影響します。気が付いた時には、保護者の方が、「仰向け」に直しましょう。
→矯正治療では、態癖を辞める事が、身体の歪みを改善する事になり、最終的には、歯並びの改善に繋がりますので、保護者の方、本人、歯科医院で、協働で辞める様に努力しましょう。
期間としては、10歳から18歳頃まで、成長しますので、その期間は成長を促す事が出来ます。それが、子供の矯正の特徴です。矯正金額は、基本金額 59万円位をお考えください。