こどもの顎(顔)の成長を考える
子どもの顔の成長は、歯科にとって重要なテーマです。
なぜなら「親知らず」を除いて、大人の歯(永久歯)は28本あります。
この28本がしっかり咬んでこそ、顔の成長が完成するからです。
永久歯は、小学校1年生~6年生まで1本1本生えてきます。
それぞれの歯がきれいに生えてくれば、最終的に綺麗な歯並びになります。
一方、1本1本重なってしまった場合、その状態の横に歯が生えてきてしまいます。
そして次々と歯が重なってきます。
この状態が不正咬合です。
西村歯科医院は、不正咬合の早期発見に力を入れています。
その理由は、早期改善がこどもの負担が一番少ないからです。
完成してしまった不正咬合は歯並びだけでなく、その周辺も完成しています。
その状態で歯並びだけ改善しても、顔の成長は戻らないのです。
正しい咬み合わせで咬んだ子と正しくない咬み合わせで咬んだ子では、顔の成長が違ってきます。
ぜひ、顔の成長期であることを念頭に置いて矯正を考えましょう。
西村歯科医院 西村 真