Q&A
Q.西村歯科医院の矯正は、他の歯科医院の矯正とどこが違うのでしょうか?
西村歯科の矯正は、「子供の矯正」を主体にしています。現在、550人の患者さんの症例数があります。この経験をもとに、診療を行っています。西村歯科の「こども矯正」の考え方は、機能訓練をしているところです。「歯並びの発育」とは、「歯並びだけ」ではなく周囲の筋肉も発育します。
つまり、口唇と舌の筋肉も周囲にはありますね。そして、この筋肉は、呼吸・嚥下・咀嚼に関わります。子供の嚥下(飲み込み)は未成熟です。皆さまも「すし屋」で、お子様が、海苔巻きをのどに詰まらせたことありませんか?そうです、老人だけではなく、お子さんも、未だ嚥下機能が不十分なのです。この様に、成長期のお子様は、歯並びの発育だけではなく、口の機能(筋肉の動き)も発育しているのです。例えば、足が成長しても、歩かなければ、椅子に座った状態で過ごしていいれば、歩く機能は発育しません。これと同じように、歯並びの発育だけにスポットを当てる矯正は、本当の「子供の矯正」は違うような気がしています。西村歯科では、歯並びだけではなく、口の機能の発育も成長する指導をしています。ここが、他の歯科院と大きく違うところです。
A.①健康を考えている矯正です。
近年増加している無呼吸症候群や、口呼吸が健康に悪影響を及ぼすことが分かってきました。この原因は、顎が狭い為に起こるのです。
口の中が広いということは、快適!なことなのです。長く続ける秘訣は、1年後の自分の歯並びが「きれい!」になった時のイメージを持つことです。頑張りましょう。
A.②リスク(危険)が少ない治療法です。
抜歯をしないため、矯正装置を自分で外せます。もし、何かの不具合を感じた場合は、後戻りして元の状態に戻る治療なのです。
A.③料金の心配がありません。
矯正の治療費は症例によって違いますが、約50万~80万円前後です。毎回の調整料は、1,000円~5,000円と決まっています。アプラスデンタルローン(24回払いまで西村歯科医院で金利を負担します。)つまり、24回分割支払いは、可能です。その後は、あまり料金はかかりません。
A.④子どもの成長期には、睡眠障害、滑舌悪い(さかな→たかな)、間接的には、夜尿症原因になります。
これらを、改善する可能性として、矯正治療を考えて下さい。もちろん、原因は、他にある場合もありますが、ただ、歯並びが悪い事は確かで、他に、悪いところは、不明確だと思います。先ず、改善できることから改善し、それで、改善しない場合は、他の原因も考えるスタンスで、育児を考えた方が、より現実的ではないでしょうか?しかも、クスリ等を使用しませんので、ホルモン等のバランスが崩れる等の内科的な疾患の副作用もありません。ある意味、安心な治療法と私は考えています。
(以下は、西村歯科医院に相談に来た患者さんです。)
生年月日 平成19年9月5日 12歳8か月 男性
まだまだ、歯科界は「様子見ましょう!」が多い様です。
しかし、「様子見ましょう!」で何も状況は変わりません。この様な歯並びになった原因を改善して、「様子見ましょう。」が大切だと思いませんか?
(症状、患者さんの主訴について)
①上顎左側の反対咬合(写真A)
②下顎 前歯 重なっている(写真B)
診断名は、 上顎左側の反対咬合を伴う 上下顎前歯部叢生(そうせい)です。
【重要事項】以下の①~③について、予めご承知置き下さい。
①上顎正中過剰歯→東北大学へ抜歯依頼(H29年11月27日)
東北大H30年3月27日同部位 過剰歯 抜歯予定
②年齢2~3歳頃、転倒し、下唇を裂傷し日赤を受診。
→現在、上顎前歯部の歯の根の長さが、短根化しています。
矯正により、更に、根が短くなる様であれば、矯正の中止をせざるを得ません。
③父親→子供の頃に「反対咬合(受け口)」を、自分で意識して治した。
親戚にも、反対咬合の方がいます。
このことから、遺伝性の反対咬合になる可能性があります。
将来的に、下顎骨の過成長により、顔貌自体が下顎前突になる場合は、大学での外科(手術)矯正になる可能性があります。
以上、予めご承知置き下さい。
(これまでの経過)
H27年 市の検診で、上顎 左側 側切歯の反対咬合を指摘される。同年、〇〇の歯科医院受診。平成28年 △△歯科医院を受診。何れも、「これから、顎が大きくなるので、今すぐではなく、全ての永久歯が生えてくるまで、様子見ましょう。」と説明を受ける。
→今までの歯科医院への不安
①予約が取れない
②「歯並び様子見ましょう。」と言われたが、不安である。
本人は、あまり気にしていませんが、歯科相談で「早めに、専門医に相談する事」と受診を薦められた。