宮城郡の歯医者／小児・矯正歯科／土曜診療／西村歯科医院

子ども矯正について西村歯科医院の考え方
「こどもの矯正」と「大人の矯正」では、目的が違います。「子供の矯正」は、成長しようとしている顎の発育を妨げている原因(うつ伏せ寝・歯の重なり・不正な咬み合せ)を取り除く事にあります。その事により、発育期（小学校の時期）中のお子さんの自然な顎の発育が充分に行われる様になります。この事は、本来の個人個人の咬み合せに育てる事を言います。その事を、歯科矯正では、「個性的な咬合の育成」と言います。
西村歯科医院では、「自然な歯並びの育成」を取り入れています。
歯並びの発育がし易い環境を整える事を主な目的にしています。
一方、「大人の矯正」は、成長終了後の矯正です。つまり、歯を並べるスペースが、
終了しています。この場合は、歯を抜歯し、場所を作り、歯を並べる矯正になる場合が、
多くなります。また、小学校～中学時代のお子さんの場合は、鼻腔の成長も期待でき、
鼻呼吸の環境を整える事も可能になります。日常生活に、矯正装置を取り入れる事により、
この歯並びの成長、鼻腔の成長を促す事は、とても大切な事と西村歯科では、考えています。

パノラマレントゲン像は、永久歯は全て存在しています。智歯（赤丸印）に関しては、将来　出来てくる場合が有り、智歯の生え方や智歯の深さによりますが、大学での抜歯紹介も必要な場合があります。その時は、１本約１５，０００円必要になります。また、上顎の歯が、密集（矢印）しており、上顎骨の劣成長（狭い成長）が考えられます。この事は、上顎骨劣成長→鼻腔狭窄→鼻閉→口呼吸習慣に至る傾向にあります。

（治療期間と治療装置について）
大きな流れとしては、（第Ⅰ期治療）→（再評価）→（第Ⅱ期治療）の３Stepになります。
①（第Ⅰ期治療）→発育期の治療
②（再評価）→矯正装置により、どの位顎が成長したか？の再評価
③（第Ⅱ期治療）→成長期終了後　永久歯の生える場所どの様に並べるか？検討する時期
になります。