子供の夜尿症改善、子供のいびき、子供の歯ぎしり子供の矯正の始まる時期と関係があります。10歳前後、反対咬合は、6歳前後です。
子供の寝相が悪い、子供のいびきがある、子供の歯ぎしりがひどい
というお悩みはありませんか?顎の発育を調べる簡単な方法があります。
それは、歯ができる時期→これは、成長に左右されません。(だって、歯が、まだ完成しない状態で、生えてきたことを見た方はいますか?)
顎の成長は、これは、食生活、睡眠、口呼吸、かみ合わせのなどで変化します。
つまり、歯の成長を基準に 歯の成長と顎の成長を比較します。
顎の成長が遅れている場合は、歯が重なっているのです。
私たちところには 、そのような患者さんが多く来ています。この症状の場合は、
口呼吸が原因の場合があります。鼻閉のため、口呼吸をするのです。では、口呼吸は、なぜ起こるか?それは、顎(あご)が狭いので、鼻腔が狭いため鼻閉が起こります。その為、
顎を拡げるためには、装置が必要です。それが、矯正装置なのです。
西村歯科医院では、400名の患者さんを治療していますが、歯並びを改善することにより、
結果的に、子供の夜尿症改善、子供のいびき、子供の歯ぎしり子供が改善する患者さんがいます。このことが利点として子供矯正にはあります。その為、子供矯正の開始する時期は、
小学生 6歳~12歳頃が、一番良いでしょう。
(解説)
「歯の発育」と「顎の発育」は、別のものです。歯は、独自に歯肉の中で完成すれば生えてきます。しかし、それを受け入れる顎の発育が遅れていると歯の生える場所が重なってしまいます。大人の永久歯は、まず初めに下の前歯が生えてきます。6才前後ですね。その時に、歯が重なっている場合は、顎の発育が遅れていることになります。
では、この時にどうすれば良いでしょうか?
私は、保護者の方に次に3点について説明しています。
①就寝時のうつぶせ寝・横向き寝などの習慣
②食材を、大きく切ること
③口呼吸 ついてです。
詳しく説明します。
「うつぶせ寝」は、子供の時期は良くありません。なぜなら、顎の成長を妨げるからです。
顎の成長は、顔の成長です。顔の成長は、前に向かって成長します。それを妨げるのが、うつぶせ寝です。この時期は、上を向いて寝ることが大切です。顔の成長を妨げることをしないように。また、横向きにしか寝れないお子さんもいます。これは、顎が狭く、呼吸がしにくいため、横を向いて呼吸をしているのです。寝相の悪いお子さんも、その傾向があります。
次に、食材です。大きく切ることのメリット。前歯でかみちぎる。そうすると、自動的にかむ回数が増えます。この咬む運動が、顎の発育を促します。
顎の運動は、顎をよく動かすことなのです。小さい頃からこの習慣をつけることは、
大切です。そして、口呼吸です。子どもの内に鼻呼吸をすると、鼻機能が高まります。
鼻呼吸のメリットは、3つあります。
①100%湿度と38度の温度が、一番血液に酸素が取り込みやすい
②肺胞の抵抗が、一番あり、その分肺胞が広がりやすいため、酸素が血液に取り込みやすい
③鼻腔から入った空気は、一酸化窒素の含有量が多く、酸素が血液に取り込みやすい
これにより、鼻腔の成長があります。
さきほどから、成長をテーマにしていますが、そうです。成長でしている時期にしか
このことは期待できません。10歳前後、反対咬合は、6歳前後です。
つまり、歯の発育と顎の発育を比較するとこれがわかります。
大体、歯の発育と顎の発育では、2年の差が生まれます。
この2年間の差を埋るのは、日常生活で至難の業(しなんのわざ)。この「歯の発育」に「顎の発育」を追い付かせるために、「矯正装置」と「鼻呼吸」を指導して、「顎の発育」を促すことが、発育矯正なのです。