矯正は、何時するのが良いでしょうか?
こんにちは
西村歯科医院 院長 西村 真です。
今回は「個性咬合(小児矯正の考え方)」についてお話しますね。
「こどもの矯正」と「大人の矯正」では目的が違います。
「子供の矯正」は、成長しようとしている顎の発育を妨げている原因を取り除く事にあります。
成長を妨げる原因を取り除いてあげる事で、発育期中のお子さんの顎の発育が充分に行われます。
この治療方法は、本来の個人の咬み合せに育てる事を言います。
その事を、歯科医療では、「個性咬合」の育成と言います。
西村歯科では、既成の噛み合わせを作る矯正から、個人の咬み合せを作る矯正にシフトしています。
なぜなら、みなさんそれぞれのお顔の形が違う様に、その人それぞれの身体に溶け込む噛み合わせを作る事が医療目的だからです。
「病気」を英語で訳すと「disease」と言います。
これは、本来「DIS」+「ease」と分解され、「DIS=出来ない」+「ease=簡単な事」の合成語です。
つまり、「普段の生活が、出来ない、成り立たない」を意味します。
我々は、「普段の生活が、支障なく出来る」ように患者さんの治療をしなければいけません。
その為に、成長を妨げない医療を心掛けないければいけません。
食事でも、色々な成分を取り入れるサプリメント主体のプラスの栄養学、有機野菜を取るなどの有害物質を取り入れないマイナスの栄養学があります。
西村歯科では、どちらか?と言うと、歯列不正を起こしていいる原因を取り除く「マイナスの栄養学」に近い矯正をしていると考えています。
個性は、素晴らしい!自然は、優しい!安定している!と、私たちは考えています。
身長が、一年間に、身長が7cmも伸びる成長時期が有ります。
成長が旺盛な小学3年生から中学3年生の時期です。
成長する旺盛な時期は、二度と来ません。
この時期に、放置するのではなく、充分に成長を刺せる環境を作りましょう!
そうすることによって、お子さんに身体や心に負担の少ない、安心した歯科矯正治療が出来るのです。
学年が上がる事により、ライフステージも上がり変化していきますよね。
加速度的に忙しくなり、歯科矯正をする負担も増えてしまいます。
小学生の時期に、歯科矯正を進めているという事は、子どもの将来の貯金にもなります。
【睡眠】【発音】【親子関係】…
多感なこの時期に、自分自身に、自信を付ける事はとても大切な時期です。
ライフステージが向上する子どもの時期に行う歯科矯正は、その子どもにとって必ずプラスに働くことでしょう。
是非、健康的な生活を送れる環境を整えましょう!