近頃の若年者には、凸凹の歯並びや咬み合わせの悪さが目立ちます。これらを総称して「不正咬合」といいます。
不正咬合は咀嚼器官の健全な成長発育を妨げるばかりでなく、全身の健康にも悪影響を及ぼし、時には心理的なコンプレックスを招くことさえあります。
矯正歯科治療とは不正咬合をきれいな歯並び、良い噛み合わせにして健康な体と心をつくるための歯科治療なのです。
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子ども矯正
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・松島駅からホテル「松島一の坊」を目指して奥松島方面に車で向かって3分、産直近く
・松島海岸ICから三陸自動車道15分
・駐車場は第二駐車場も含め計13台分有
不正咬合について
不正咬合とは?
不正咬合によるデメリット
不正咬合になると次のようなデメリットがあります。気が付いたら、歯医者に早めに相談しましょう。
- 凸凹などにより磨きにくいので、虫歯になる
- 食べカスが歯の周りに溜まるので、歯周病になる
- 軟らかい食べ物ばかりを選ぶので、咀嚼機能が低下する
- 顎関節に負担がかかるので、顎関節症になる
- よく噛めないので、顎の成長不全をきたす
- 食べ物を粉砕できないので、胃腸障害を起こす
- 下や口唇の運動を妨げるので、正しい発音ができない
- アンバランスな咀嚼筋活動は、悪い姿勢を招く
- 噛み合わせが不安定なので、集中しにくい
- 口元や顔を気にして、非社交的になる
咬み合わせの発育と矯正歯科治療
乳歯が生え始めてから十数年を経て永久歯咬合が完成します。この間、噛み合わせに不正が生じた場合には通常、次のように二期に分けた矯正歯科治療をします。
初期治療(早期治療、一期治療)は3~12歳ごろまでの永久歯咬合完成前の段階で、良好な咬み合わせが形成されるように誘導する咬合育成の治療です。
この時期は旺盛な成長発育があるので比較的単純な装置で歯の位置や、顎骨の位置関係の改善を行います。
本格治療(二期治療)は永久歯咬合がほぼ完成し、大きな成長発育の時期が過ぎてから、厳密に歯を動かして良い噛み合わせを形成するために固定式の留め具(マルチブラケット装置)を用いて矯正します。
※MFTとは、舌や唇の癖を修正し、正しい位置や運動を身につける口腔筋機能訓練法を指します。乳歯列期から行うのが有効とされています。
不正咬合の主な原因
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- 1
遺伝
子が親に似るのが遺伝です。顎や歯の形は遺伝しやすいので、顔も似てきます。例えば、親が著しい受け口ですと、子も同じく受け口になる可能性があるわけです。 でも、心配はいりません。その症状がはっきり現れるのは第二次成長期を迎える12歳以降のことですから、それ以前から対策を講じておけば不正は最小限に抑えることができます。早めに矯正歯科医にご相談ください。
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- 2
病気
「鼻づまり」や「扁桃腺肥大」は口で呼吸するので歯列の横幅が狭くなり、上の前歯が押し出されて上顎前突になります。顎骨の中にできた腫瘍や、のう胞によって歯が著しく移動することもあります。
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- 3
癖
乳幼児の指しゃぶりは正常な行動とされていますが、乳歯が生えそろってから永久歯が生えるまで、長期にわたって指しゃぶりが続くと開咬という不正咬合になったり、時には上顎前突になったりします。 そのほか、いつも唇をかんでいたり、タオルをかむなど口にまつわる、いろいろな癖があります。
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- 4
乳歯の虫歯
虫歯を放置すると痛みばかりでなく、噛み合わせもズレてきます。時にはあとから生える永久歯の形成不全や位置異常を招きます。
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- 5
乳歯の早期喪失
永久歯は前へ前へと動く習性があります。例えば、6歳ごろに生える第一大臼歯は前方の乳臼歯が崩壊したり脱落すると直ちに前方へ移動してしまうので、そこに生える永久歯の場所がなくなります。結果として凸凹の歯並びができるのです。八重歯はその代表例です。
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- 6
歯の交代のトラブル
乳歯から永久歯に交代するいわゆる混合歯列期は6歳ごろから12歳ごろまでの数年間です。その間に永久歯の生える順序が乱れると歯列や噛み合わせの形成が妨げられ、不正咬合になります。以下のような歯の交換の問題が見られたら、小児歯科医や矯正歯科医にご相談ください。埋伏(まいふく) 時期になっても萌出してこない歯を埋伏歯といいます。 癒着(ゆちゃく) 歯槽骨と歯の根が結合した状態を癒着といいます。癒着が起こると周囲の歯より低い位置になります。その高さのズレにより、前後の歯が移動し咬み合わせが悪化します。乳歯の奥歯によく見られます。 外傷(がいしょう) 転んだり打撲して歯が破折、移動、脱落することがあります。
舌の力の影響も大きい
・舌の力が弱い
・口を開いている
・唇により130gの力が24時間かかる
・舌は500gの力で一日中動く
このバランスの良いところで歯が並びます。
舌の力が弱いと歯並びは狭くなり、歯列不正になり、不正咬合を引き起こします。
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④お薬手帳
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