自称趣味は、「カラオケ」と記入している私ですが、先日、浜田省吾さんの「J.BOY」を歌いました。
浜田省吾さんと言えば、1975年代の、丁度私が郡山の大学に住んでいた時に良く聞いた歌手です。
他と比べてヒットしなかった歌ではありますが、歌詞の内容は、昔からこんな事を思って、社会人は仕事をしていたんだなと思わせる歌詞の内容でした。
「仕事終わりのベルに とらわれの心と体 取り戻す」「頼りなく豊かなこの国に」など、バブル全盛期の前の時代様子が伺えます。
今年のサラリーマン川柳大賞が、「ゆとり世代 そういう貴方は バブル世代でしょ!」だったと思いますが、ドキッとする内容で、私の心に正鵠を得る思いです。
あの時代は、「リゲイン」というドリンクが販売され、「24時間働けますか?」なんて、本気で、何にも考えず(幸せだった様な気もしますが・・)モーレツ世代の後を継いでいた時代でした。
こんな時代に、タイムスリップできる歌は、やはり素晴らしいな!とつくづく思います。
現代は、情報が氾濫し、ツイッターに投稿すれば、「いいね」「いいね」が連発する時代。
偏った考え方でも(私も偏っていますが・・)世の中には、同じ様な考え方の人がいる訳で、「いいね」「いいね」を連呼されると、自分の考えは正しいのかな?と勘違いする時代です。
ここは、ひとつ「J.BOY」を歌いながら、他人を思いやる気持ちになっては如何でしょうか?
西村真(松島町立松島中学校歯科検診にて)平成29年5月23日