こども矯正で注意することは以下の点です。
①永久歯の抜歯矯正は、可能性としては、ゼロではありません。
個人個人顎の成長が違います。
出来る限り、抜かない矯正の施術を致します。
(「親知らず歯」の抜歯は、可能性として、あり得ます。)
矯正治療の不具合は、「むし歯」「態癖」にあります。
西村歯科医院でもご指導致しますが、ご本人・ご家族の努力が5割を占めています。
その様な不具合にならない様に、努力をしましょう。 ③矯正治療計画は、あくまでも予定です。
本人の身長がどの位伸びるか?を予測する様に、確定したものではありません。
(変更する場合は、保護者の方にご説明致します。)
この事について、ご承知置き下さい。 ④むし歯の治療は、保険治療です。
むし歯の治療を行う場合があります。毎回保険証をご持参ください。 ⑤歯の矯正治療中リスクとして、原因不明の「歯の神経」に異常を来たす場合があります。
(確率としては、約1%です。)
その場合、神経の治療が必要になります。
定期的にレントゲンを確認しますが、神経のリスク、歯の短くなるリスクがある事も、
ご理解し矯正治療をご検討下さい。
西村歯科医院では、「子供のうちから、矯正を始めましょう!」の普及活動をしています。
今までのご説明で、子供の矯正の大切さは、ご理解頂けたと思います。
そのため、ご協力頂ける患者さんには、普及活動の協力金として、
アプラスデンタルローンの分割利息分を24回まで、西村歯科医院で負担する事にしています。
是非、ご協力をお願い致します。
口の発育は、2つあります。それは、「歯の発育」と「顎の発育」です。
そして、それぞれに、発育するためには、必要なものが違うのです。
「歯の発育」には栄養が必要です。
一方、「顎の発育」には、歯からの正しい刺激が必要です。
ところが、歯並びが悪いと、「顎の発育」に、正しい刺激が加わらないのです。
そのため、段々と、歯並びが悪くなり、最終的には、顎骨変形症になります。
また、顎が 狭いと、呼吸にも影響します。
いびき・むし歯・歯周病・夜尿症・無呼吸症候群・多動症etcにも繋がります。
しっかり、将来の健康の基礎が作られる今だからこそ、食事、呼吸、睡眠などの改善していきましょう。
まだ、周りの保護者の方は、健診のたびに、
「様子見ましょう!」「直ぐしましょう!」に翻弄(ほんろう)されていると思います。
一方は、「大人の矯正側から」、もう一方は、「子供の矯正側から」の発言です。
本来ならば、この事を「どちら側の説明であるか?」を解説すべきなのです。
そして、大切なことは、「子供の矯正」は、健康的な発育のために行う矯正、
「大人の矯正」は、発育が終了した後の美しさの改善のための抜歯矯正なのです。
このことを、是非、周囲の保護者の方に教示ください。
不正咬合は、指が重なって、歩けない状態と同じです。