宮城県こども歯並び矯正と大人の矯正の違いを説明します。
大人の歯並び矯正は、顎変形症になってしまった後の矯正。
子どもの歯並び矯正は、顎変形症になる前の矯正なのです。
つまり、子供の矯正は、まだ、顎変形が起こる前の矯正なので、完全に治せますが、
大人になると、顎へ変形が起こってしまった後の矯正ですので、歯を抜いて並べるしか、方法がないのです。
即ち、顎変形症は、保険の適用です。
なぜなら、咀嚼障害という病気だからです。
その初期症状が発現しているこどもの時期に、その原因を改善しておくことは、
とても大切なことです。
仙台市のこどもの歯並び矯正相談で、健診で、「様子見ましょう。」と言われたが・・実際は、どうなのでしょうか?と、相談に来ました。
「お子さんの様子」は食事の様子はいかがですか?食事の時、
困っていませんか?
ご両親の方の歯並びは、いかがでしょうか?
多分、歯並びが悪ければ、物が噛みにくく、物が挟まり、大変だと思います。
お子さんにも、それは、同じなのです。
良く噛みましょう、指導をしています。
しかし、良く噛める状態でしょうか?
歯並び不正は、良く噛める状態を、先ず作る事大切だと思います。
例えば、歩きにくい靴で、歩くと、お子さんの歩き方がうまく歩けない様に、
かみ合わせも、噛みにくい状態では、変な噛み癖が付いてしまいます。
10歳前後のお子さんは、色々な事を学ぶ時期です。噛み方は、今が覚える時期なのです。良いかみ合わせを覚えてもらいましょう。
お子さんの顎の成長は、今の時期が一番旺盛です。旺盛な時期に、しっかり、食事ができるかみ合わせにすることは、良い成長を促すのに大切です。
事実、私のところで、既に500名の子供たちが矯正をしています。
その子供たちが、喜んで通院しています。それは、子供たちも、歯並びが良くなると、
しっかり噛める状態になるからです。もう少し詳しく説明しましょう。
「こどもの矯正」と「大人の矯正」では、目的が違います。
「子供の矯正」は、成長しようとしている顎の発育を妨げている原因を取り除く事(うつ伏せ寝・歯の重なりなど)により、「顎変形症」を防ぐことが目的です。その事は、成長期の子供の時しかできません。発育期(小学校の時期)中のお子さんの自然な顎の発育が充分に行われる様になります。この事は、本来の個人個人の咬み合せに育てる事を言います。その事を、歯科矯正では、「個性的な咬合の育成」と言います。西村歯科医院では、「自然な歯並びの育成」を取り入れています。歯並びの発育がし易い環境を整える事を主な目的にしています。一方、「大人の矯正」は、成長終了後の矯正です。つまり、歯を並べるスペースが、終了しています。この場合は、歯を抜歯し、場所を作り、歯を並べる矯正になる場合が、多くなります。また、「子どもの矯正」は、鼻腔の成長も期待できます。鼻呼吸が出来る様になる可能性もあります。日常生活に、矯正装置を取り入れる事により、この歯並びの成長、鼻腔の成長を促す事は、とても大切な事と西村歯科では、考えています。