むし歯が少なるのは良いが、歯垢が多いのは心配という先生がいます。
どうも?私は、おかしいと思いませんか?
同じ、口の中で、良くなっている現象と、悪くなっている現象が共存しているのです。
では、口の中全体は、トータルで、どうなったのでしょうか?
やはり、全体で考える習慣が必要であると考えます。
口の中の異常が、形を変えて存在しただけと解釈します。
口腔常在菌の変化です。
つまり、口の中の細菌バランスが崩れる体調管理にあると考えます。
原因は、患者さん自身を診ないと、それぞれ違うのでわかりません。
現代の病気の難しさは、大衆的に指導するのが難しく、個別に指導しなければ場合が多いのです。
しかも、そこには、「話し合いによる信頼関係がベースにある事が前提」に無ければなりません。
そこが、指導の難しいところなんですね!
歯周病は、「病気です。」つまり、糖尿病と同じで、改善するという考えよりは、「これ以上悪化させない様に維持管理をしていく」という考え方が正しいでしょう!
3~4か月一度は、専門的なケアを、していきましょう!
別の話ですが・・今日の歯科の記事で、私が感じた事があります。
「介護が必要な老人は、最後の人間的な尊厳を保つために、歩くのを頑張る!」との記事です。
つまり、歩けなくなると、人間の尊厳・自覚が急激に降下するとの事。
一方、「現代の子供は、歩かなくなり、偏平足が多くなった!」という記事。
つまり、人間の尊厳である「歩く」をしない子供たちは、人間の尊厳を保てなくなるのでは?の私は心配しています。杞憂でしょうか?
ならば、スポーツをしているから・・・大丈夫というお子さんがいます。
このお子さんも心配です。
サッカーならサッカーに必要な筋肉しか使わない。野球も同じ。
やはり、適度に、人間に合った生活の動作の中に、過度の動き、加重を掛け過ぎない生活を気を付ける事が、私には大切な様な気がします。