宮城郡の歯医者／小児・矯正歯科／土曜診療／西村歯科医院

小児矯正・こども歯並び矯正は、なぜ大切か？
歯並び・歯ぎしり・顎の痛みの関係について
～Airway and TMJ　患者さん説明用～

【内容】
鼻呼吸している人は本来の人間の呼吸の仕方です。
１０歳くらいになると扁桃腺が腫れるようになり、鼻が詰まる原因になります。
鼻づまりになると口で息をするようになるので、１０才前後で口呼吸になります。

口を開けて息をするので舌が下に下がります。
舌が上にある場合は、舌で押す力と唇で押す力で押し合いになるので、歯は動かないのですが、舌が下がると唇の力が強くなり歯が内側に入るようになります。
そうすると上顎がなおさら狭くなり、舌が上顎に戻れなくなってしまいます。

唾を飲む時に、舌が陰圧にならないと飲み物が通っていかないので舌で噛んで飲むようになり、上下に奥歯が沈下し、口を開けているので、下の前歯が前に出てきてしまいます。
口呼吸だと前歯が挺出(ていしゅつ)して、奥歯が沈下する状態になります。

こうなってしまうと、前歯でしか噛めなくなってしまい、後ろの赤い部分が隙間になって噛み合わないので、下顎が後ろにずれてしまい、クッションの役割の顎の軟骨が前に落ちるようになり、軟骨がなくなり、骨と骨が直接ぶつかるようになるので顎が痛くなります。

そうすると、筋肉が変な動きをするので筋肉痛になり、頭の周りの筋肉も痛くなります。
筋肉が痛くなるので筋肉が良い状態まで戻そうとする、身体の動きが加わり、歯ぎしりをして咬み合せがすり減ります。
赤くなっている部分は通常でしたらすり減らない場所です。

口を開ける時に関節が前に動くので関節が引っ掛かりクリック音がします。
ひどい状態になると磨りガラスのような音がしてきてしまいます。

口呼吸をしていると喉が乾燥するので腫れて気道が狭くなり、姿勢が前傾姿勢になるので猫背になってしまいます。

西村歯科医院
こんな症状ありませんか？
患者名　〇〇　〇〇様（作成日　令和〇年５月２３日）
生年月日　平成〇〇年〇〇月２０日　８歳４か月　男性
（＊　矯正治療説明書の有効期限は、歯根状況により変化する為、４ヶ月間となります。）
（症状、患者さんの主訴について）
① 令和０１年１２月上顎　乳前歯が自然に抜けてから、歯が生えて来ない。
② 顎が狭く、歯がガタガタと生えてくると言われたので、今のうちに出来る矯正があれば聞いてみたい。
〇〇小児歯科に、３～４か月ごとに通院していて、今度は、８月に行く予定で、その時に、歯肉を切開するか？診査予定。


（一番聞きたいこと・困っていること）
料金・治療期間・本人への負担（痛みと違和感など）
説明をしっかりして欲しい。
本人が怖がっているので、優しくしてください。
（今までの治療で困ったこと）治療時間が長かった。