子どもの矯正の話です。
矯正する時期は、以下の表を見て下さい。
つまり、反対咬合がある場合は、顎が適切に動かない状にあります。
つまり、歩く機能が発育する時期に、歩けない状態は、非常に良くない状態にある訳です。
従って、先ず、反対咬合を治して、顎が動かせるような状態を作りましょう。
また、隙間が無い状態は、歯が大きいというよりも、顎が狭い事が考えられます。
顎が育つ時期は、12 歳頃までとお考えください。つまり、現在、お子さんの年齢は、何歳でしょうか?
例えば、6 歳だとして、6 年間で、永久歯が全て並ぶ顎の発育をさせなければいけない訳です。
そうすると、顎の成長は、1 年に1mmですから、早く始めないと、
成長する期間が少なくなり、歯が並びません。その結果、歯を抜歯する矯正になる訳です。
ただ、歯を並べるだけで良いのであれば、それでも良いのでしょうが、西村歯科医院は違います。
西村歯科医院では、歯並びだけではなく、呼吸、咀嚼(食べる事)、発音、睡眠、健康などを考えると、
どうしても、抜歯を避けたいのです。実は、自分が、歯並びが悪い場合に、抜歯をして並べた場合に、
どう思うかを考えると、どうしても、歯を抜いて並べる事に納得がいきません。
これは、私だけの感覚だけではなく、皆さん、同じ感覚だと思います。
ならば、顎を、正常に育てて、そして、抜歯を避けて、多少、歯が、少し段差があっても、
本人が気にならない程度であれば、それで良いのではないかと思っています。
美しさより、健康を重視した場合に、私は、そう考えます。それが、医療なのではないでしょうか?
もちろん、歯並びが気になり、自信が持てない人はいます。その時は、抜歯を考えても良いでしょう。
でも、最初から抜歯を前提に矯正するのは、あまり感心しません。
生体は、バランスで成り立っています。全部の歯があって、初めて、全体のバランスが取れていると思います。
現代の医療は、部分に分けて考えています。生体と歯並び。これを、区別して考えています。
でも、歯並びと身体を、再度、合わせた時、同じ生体になるでしょうか?
私は、別物になっていると思います。
つまり、成長段階で、生体と顎の発育を同時に成長する環境を与え、それに従って成長させるのが大切だと西村は思います。
顎が成長できない環境がある。それを、成長し易い環境を与える。それが、矯正装置であると思っています。
ケース1)同じ症状は、有りませんか?
生年月日 平成25年3月5日 9歳0か月 女性(作成日 令和04年 3 月22日)
① 上顎右側犬歯と小臼歯が、外側から生えてきた。
② 上顎前歯の段差が気になる。
「いびき」と「口臭」が酷くなってきたので、見て欲しい。
毎日、チョコレートを食べて、あまり、ご飯を食べない。
「この様な患者さんは、様子見ましょう」と言われる場合が多いですが、
永久歯の前歯が4本生えた時点で、子供の矯正は開始します。
なぜならば、4本の歯は、横に並ぶは場所がない為に、歯並びがデコボコなのです。
そこに、犬歯が生えてくると、犬歯を動かすのが難しくなります。
お子様の負担も大きい矯正になりますので、早目に始めましょう。
西村歯科医院に お気軽にご相談ください。
松島駅からホテル「松島一の坊」を目指して奥松島方面に車で向かって3分、産直近く / 松島海岸ICから三陸自動車道15分 / 駐車場は第二駐車場も含め計13台分有
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9:30~ 13:00 | ● | ●※ | 休 | >● | ● | ● | 休 | |
15:00~ 18:00 | ● | ●※ | ● | ● | 〜17時 |
[休診日]
水・日・祝
※火曜日は不定休です。
来院の際は一度お問い合わせ下さい(火曜日のみにしかご来院いただかない方のために不定休にしております)。
(ご来院時にご持参いただくもの)
①マイナンバー
②受給者証(お持ちの方のみ)
③紹介状(お持ちの方のみ)
④お薬手帳
以上、西村歯科医院からのお知らせです。