
西村歯科医院の哲学
『お子さん達に、20年後の健康をプレゼントする』
過去30年間に、成人の喘息が3倍に増加しているのをご存じでしょうか?
また、普通の人が喘息に罹患する割合は4%に対し、オリンピック選手は、12%と有意に多い事もご存じでしょうか?
激しい運動が口呼吸を誘発している事が考えられます。
かつて、ジョージ・カトリン画家が、貴族に「花粉症」が多い事に気づいたそうです。
そのジョージ・カトリン画家は、アメリカインディアンを好んで描いた画家ですが、その肖像画を描いているときに気付いたそうです。インディアンは「口を閉じている」。
事実、アメリカインディアンに花粉症は少なかったという事です。
「花粉症」は「貴族病」という事が言われますが、現代の子供達も、「貴族病」に罹患している可能性がありますね。
医聖ヒポクラテスは、「害のない治療からはじめよ」と言われました。
そして、初代医師会会長 北里柴三郎氏は、「医者の使命は、病気を予防する事」と言われました。
西村歯科医院も『お子さん達に、20年後の健康をプレゼントする』という観点から、鼻呼吸の指導をしています。
是非この機会に、保護者の方と一緒に頑張って鼻呼吸の出来るお子さんを育てましょう。
患者名 〇〇 〇〇様(作成日 令和〇年6月〇日)
生年月日 平成〇〇年1月24日 11歳4か月 女性
(* 矯正治療説明書の有効期限は、歯根状況により変化する為、4ヶ月間となります。)
(症状、患者さんの主訴について)
① 左側上下顎前歯が反対になっている。
② 右下前歯が、前に出ている
③ 下顎前歯が、重なっている。
④ 会話の時、発音が悪い時がある。

〇〇歯科で、小学2年生頃に歯並び相談をしたところ、「様子見ましょう」と言われました。
(西村Drからのコメント)
全体的に、歯の白濁が見られ、「口呼吸」のがあります。この場合、口の成長が不足している可能性があり、このまま様子見ても改善が見られません。そのため、矯正装置を使用し、口の発育を促進させる必要があります。発育には、歯の成長と顎の成長があり、顎の成長が不足している結果、歯の重なりが発生していると考えられ、この場合は、是非、相談してください。