こども矯正マウスピースの使い方のポイント
1. 毎日TRAINERを入れて鼻呼吸の練習をしましょう
①毎日6回以上鼻で深呼吸をして下さい
②姿勢を起こして鼻の深呼吸をしましょう
③鼻から吸って鼻から出すのが鼻呼吸です
鼻から吸って口から出すのは口呼吸なので注意しましょう
鼻から空気が出ているか確認するには・・・
保護者の方がお子さんの鼻の穴の前に人差し指を当てましょう
鼻呼吸していることを確認しながら6回以上、深呼吸を行ってください
①~③が出来たら、アクティビティトレーニングの欄に保護者の方がシールを貼って下さい
■注意事項
最初の1週間は、
①「口を閉じる」
②「鼻で呼吸する」
習慣付けが大切です。
A.馬油による鼻うがいを実行しましょう
B.サージカルテープ
C. ツボ(四白)を
10秒間マッサージしましょう
大事な事は、必ず「お子さん」と「保護者の方」二人で行いましょう。
今までの「口呼吸」を「鼻呼吸」に変えるのは、「左利き」を「右利き」に変える位、根気が必要です。
しかし、1週間もしっかりやると大分変化が見られます。
まずは1週間「しっかり」と頑張ってみてください。
ところで、「禁煙」は何故上手に行かないのでしょうか?
それは、一人でするからです。
つまり、「禁煙している」という行為を誰かが「認めてやる」と継続できるのです。
それと同様に、「鼻呼吸」の練習もそれを行ったと認めてくれる人(=支援者又はサポーター)がいれば継続できます。
是非、このサポーター役に保護者の方がなってあげてください。
具体的には、アクティビティートレーニング(鼻呼吸6回の深呼吸)を行っている時に、鼻の前に指を置き、鼻から空気が出ているか?を確認します。そして「いーち、にー、さーん、しー・・・」と呼吸の回数を数え、6回以上できれば、表にシールを保護者の方が貼ります。これで「認めた!」という事になるのです。よろしくお願いします。
アクティビティートレーニングが終了したら、そのまま継続して、口の中にT4Kを入れ、
口にサージカルテープを貼って、「口を閉じながら」1時間過ごしてください。
これがT4Kトレーニングです。
1時間できたら、保護者の方が「認めた!」という事で、本人の前でT4Kの欄にシールを
貼ってください。
最初の1週間は習慣付けのために・・・、
『TRAINER(トレーナー)』を口に入れる→ サージカルテープを貼る
この行為をしてください。かなりの改善が見られるはずです。
※鼻が苦しい時は「馬油での鼻うがい」をしてからサージカルテープを貼りましょう。
これが出来たら夜間の欄にシールを貼ってください。
こども矯正マウスピースの効果は、
①呼吸は今しか改善できません
②鼻呼吸をすると鼻炎が改善されます
鼻閉の状態
『鼻づまり』ですと鼻腔に悪玉菌が繁殖し、アレルギー物質を出すため、鼻粘膜が腫れて鼻の穴が狭くなります。そのため更に『鼻づまり』が悪化してしまいます。
鼻に空気を通すことで、鼻の中に善玉菌が多くなり、鼻の中も広くなり鼻の通りも良くなります。
どのような方法でも構いませんので、鼻に空気を通すことを心がけましょう。
③口呼吸は『万病の元』です
口呼吸はむし歯・口臭・歯肉炎を起こすだけでなく、『万病の元』です。是非改善しましょう。
口呼吸をしていると扁桃腺が腫れます。
この扁桃腺から全身の免疫力の低下を起こし、
炎症を起こしやすい体質に変化してしまいます。
また、雑菌なども体内に取り込まれ、体内の免疫力も下げてしまいます。
更に呼吸がしにくいことから、睡眠時無呼吸症候群との関連も指摘されています。
④呼吸は情緒も安定させます
鼻呼吸をすると脳の温度が下がり、怒りっぽさが無くなり、所謂「キレる!」ことがなくなり、
情緒が安定します。鼻呼吸は脳のラジエーター(冷却器)の役割があるのです。
『TRAINER(トレーナー)』のGOALは、①口呼吸の改善、②口を閉じる習慣付けの2つです。このため、口の周囲の筋肉をトレーニングする意味で『TRAINER(トレーナー)』と名付けてあります。
最初は『TRAINER』を入れると、口の下の顎の部分に力を入れるので、「梅ぼし」ができてしまいます。この状態は口の周りの筋肉が弱いという目安になります。しかし、『TRAINER』を入れる事により、1ヶ月もすると口の周りの筋肉が付いてきて、この「梅ぼし」がなくなります。これが筋肉が付いた目安です。
例えば腕の筋肉を付けるためには、毎日、鉄アレイ等で鍛えなくてはいけません。
口の周りの筋肉も同じように、毎日、口の中に『TRAINER』を入れて口の筋肉を付けるようにしましょう。
⑤自分の筋肉で歯並びを治しましょう
自宅で『TRAINER』を使って筋肉を付け、学校では『TRAINER』を外し、自分の筋肉で歯並びを治します。そのため、『TRAINER』を外している時の咬む訓練も大切です。外しているときはキシリトールガムを毎日20分以上咬む事を心掛けましょう。
これも大切なトレーニングです。学校で装着しない分、自宅での『TRAINER』を習慣付けましょう。
そうすることで、むし歯になりやすく、本人の負担が大きい矯正用のブラケット装置を使う時間をかなり少なくすることができます。
⑥猫背は良くありません
猫背は胸部を圧迫して呼吸しにくくなるため、口呼吸になりがちです。
また、下顎を前に突き出す姿勢となり、口をぽかんと開けてしまいます。
鼻呼吸をするためには姿勢を正す必要があるのです。
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